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こんな人にオススメ
・図書館で本を借りまくっては、読まずに返却期限がきてしまう
・買った本を「読まなきゃ」と思っているけど、忙しくて読めていない。
・積読していることに罪悪感を抱いている。
・読んだ内容をしっかり覚えていないなら「読んだ意味がない」と思っている。

「図書館で借りまくっては読まずに返却」の常習犯です
本のプロフィール
『ものの見方が変わる シン・読書術』
渡邊康弘 著
2021年6月15日発行
著者のプロフィール
渡邊康弘
・年間3000冊の本を読む、日本トップレベルの「読書家」
・著書に『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』(2016年)、『没入読書』(2025年)などがある。
本の内容
読書に対して罪悪感を抱いたことはありますか?
買ったのに読まずに埃を被っていたり、読んだはずなのに内容を思い出せなかったり…本書は私たちが本に対して抱えがちな罪悪感を、脳科学や認知心理学の観点から払拭してくれる一冊です。
一部内容を紹介させていただきますので、読んでみたいと思ったらぜひ手にとってみてください。

全四章の構成となっていて、第一章では読書の新常識について語られています。
第一章は、私たちが読書に対して抱いている罪悪感を払い落としてくれる章です。
第二章は、読書を活かした脳トレになります。早く読めて積読が解消できるだけでなく、速く読もうとすることで得られる効果について書かれています。
忙しいけど読書をしたいという方には必見の章です。
第三章は、二章は真逆で、考えながら読むスタイルについて書いてあります。
ただ文字を追うのではなく、時々立ち止まって著者の思考まで深く潜り込むような読み方について書かれています。
最後の四章ではフィードバックの大切さにフォーカスを当てています。アウトプットがいかに成長の糧になるかが語られています。
読み終えた感想
本に対する罪悪感を私も持っていました。
私の場合は読み終わった後に「いい本だった!」と思いながら本を閉じるのですが、どこが良かったかと聞かれたらハッキリと思い出せないのです。
もっと、「こういうシーンがあって…」とか感動した登場人物の台詞などを挙げたいのですが、靄がかかったように曖昧になってしまいます。それに対して、「勿体ない」とか「読んだ意味あったのかな?」と頭を抱えていました。
偉そうに言えた話じゃないけど、私は図書館で大量に本を借りては、最後まで読みきらずに返すということを頻繁にしちゃいます。借りた時は読み切れると思ってハイテンションで借りるのに、気づいた時には1ページもめくらずに返却期限が…というパターン。

ビュッフェでも失敗するタイプの人間なんです
そんなときは、目次を見て気になるところだけを読んでいました。そんな自分に嫌気が差していましたが、この本を読んで「それでもいいんだ」と安堵しました。
それと、驚いたことが一つあります。私が普段からしていた指で文章を誘導する読み方が、実は速読に効果的だったみたいです。まあ、私の場合は速読のためでなく、読んでいるところを見失うのを防止するためですけど(笑)
私なりのシン・読書術
本書を読んで、私なりのシン・読書術を考えてみました。
いままでは寝る前に本を読んでいましたが、朝活にも取り入れたいです。
ただ私、朝起きてすぐは寝ぼけているし、ピントも合っていないんですよ。だから子供たちが登校して家事を始める前に読みたいと思っています。
なんだか学校のホームルームの時間でやっていた「朝読書」を思い出します。ワクワクしてきました。
あと本を読む前に水を飲んだり深呼吸するといいらしいので、これも実行していきたいです。集中力が上がるんですって。
本書に書いてあった「本は自分のために読むもので、苦しみながら読むものではない」という言葉を胸に、これからも自分なりに読書を楽しんでいきたいです。

書籍の購入方法
『シン・読書術』は下記リンクからご購入いただけます。



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